片頭痛の原因は、ストレスにあり。日常生活に潜む8つの例を回避しよう。

片頭痛の原因1 頭痛

片頭痛の原因1

 

 

2016年5月29日の健康カプセル『ゲンキの時間』で、片頭痛の原因となるストレス8つが放送されていました。

 

普段何気なく生活している中で、片頭痛の原因が潜んでいるといいます。

人の頭痛のきっかけは様々です。

その要因を意識して避けることで、頭痛を避けることができるといいます。

また、意外なことに心臓に穴があいていると、片頭痛の原因になることもあるそうです。

 

早速内容を見てみましょう。

 

 

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片頭痛の原因

頭痛の原因となる行動は、人それぞれです。

一つずつ見ていきましょう。

 

パソコン

仕事上、長時間パソコンを使わなければいけない。

頭が締め付けられるような痛みがある。

 

…など、パソコンをしているときに頭痛が起きる人は、緊張型頭痛のことが多いといいます。

  1. 緊張型頭痛の原因は、筋肉にあります。
  2. 長時間の前傾姿勢などで、筋肉が収縮し血流が悪化します。
  3. 筋肉内に老廃物が溜まり、神経を刺激し頭を締め付けるような痛みが出ます。

もっと知りたい方は、緊張型頭痛の原因と治し方は?で、色々と詳しく書いています。

 

また、片頭痛持ちの人もモニターの光の刺激で、頭痛が起きる原因になります。

 

外の光

普通の人には気持ちがいい外の光でも、頭痛持ちの人には嫌たなと思うときがあります。

  • 外光の入り方や車に乗っている時日の入り方が嫌。
  • 息子の運動会が苦行。絶対頭が痛くなる。
  • キッチンの照明のような強い明かりでも、頭痛が出る。

これらは、光に対して脳が敏感になっているタイプなので典型的な片頭痛です。

 

  1. 片頭痛の原因は血管にあります。
  2. 何らかのきっかけでセロトニンが過剰に分泌され、血管が収縮します。
  3. 収縮した血管がリバウンドの作用で拡張し、周りのの神経を刺激します。
  4. 波打つ痛みな特徴で吐き気が伴うこともあり、数時間から3日間続きます。

片頭痛のスイッチは光以外でも様々な原因で押されてしまいます。

もっと知りたい方は、片頭痛の原因と治し方は?で、色々と詳しく書いています。

 

 

ホットヨガ

暖かいところで体を動かすホットヨガは、血管が拡張し片頭痛を起こすことがあります。

 

 

気温差

寒いと血管がキューッと縮まり、その中を歩いていくと運動する事になるので血管が広がり、脈打つようにズキンズキンとしてくる。

外に出たときに寒いなと少し嫌な予感がして、さらに歩いていると痛みがどんどん強くなるなど。片頭痛です。

 

 

洗濯物のにおい

お天気が悪い日に洗濯を部屋に干した場合、その湿気っぽい匂いがダメ。

部屋干しの臭いや化粧品のにおいがダメで、近寄れない女性もいるそうです。

 

 

天気

低気圧が近づいている時が一番強く症状が出るという方がいます。

片頭痛の人は、天気の変化にすごく敏感で天気予報って方に当たるという方が多いくらいです。気圧が低下してくると血管を拡張してしまうので片頭痛が起こります

 

 

マカロニサラダ

マカロニサラダの白さがまぶしく感じ、頭痛を起こす人がいます。

白い傘をさせない頭痛持ちの方や白いお部屋に入ると辛いという方もいます。

 

 

空腹

空腹による低血糖状態で頭痛起きる人がいます。

血糖値が下がると脳はストレスを感じ、血管を拡張させ片頭痛を起こしてしまいます。

 

 

頭痛の対処法

片頭痛の対処法

片頭痛の人は、あらゆる変化に敏感な体質ということです。

つまり、頭痛の原因となるスイッチがたくさんあるので、とにかくその頭痛スイッチを押さないように努力することが大切です。

もし頭痛が起きてしまったら、痛む場所を氷のうなどで冷やし血管の収縮を促すことで、痛みが早くおさまります。

 

また、食べ物も大切です。

片頭痛と食べ物 予防によいものや悪化させるもの6つ

チーズなど、頭痛を悪化させるものは、なるべく食べるのを控えましょう。

 

 

緊張型頭痛の対処法

お風呂や運動で体を温め血行を良くして、筋肉の緊張をほぐします。

ちなみに、片頭痛の時にお風呂に入ると血管の拡張を促し痛みが増します。

 

 

複合型頭痛の対処法

緊張型頭痛と片頭痛を両方とも持っている人がいます。

仕事疲れから首や肩が凝って目が疲れたりして、緊張型頭痛も起こります。

頭痛というトレスから、また更に片頭痛も引き起こされている。

 

この場合は、温めたり冷やしたりもせず、とにかくリラックスして体と心をほぐすということが大切になります。

 

 

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バイオフィードバック法

緊張型頭痛も片頭痛も、ともに原因となるのはストレスが関係しています。

バイオフィードバック法という方法を用いてストレスをコントロールすることで、複合型頭痛の症状を軽減することができます。

横浜心理トレーニングセンターで受けることができるそうです。

 

1.センサーで指先の皮膚温をはかり、モニターでその変動をみます。

スタート時の皮膚温は26.9℃

2.姿勢を楽にして椅子に座ってカウンセラーが、リラックスを促すよう声をかけます。

「温泉を思い浮かべていただいて、ゆったりと手足を伸ばして使っているところをイメージして下さい。」

3.リラックスすると末梢の血管が拡張し皮膚温は上昇します。

反対に緊張すると末梢血管は収縮し皮膚温は低下

4.6分間続けると皮膚温が32℃となり約5℃も上昇しました。

 

このように皮膚温度の変化を被験者で確認しながら、ストレスの状態を把握しリラックスに近づけます。可視化することで、こんな風にリラックスんとわかったと言います。

自宅で行う場合は、脈をおさえリラックスできる状況をイメージし、拍動がゆっくりとなるよう気持ちを落ち着かせます。

 

また、この内容は以前のためしてガッテンの放送内容に似ているなと思いました。

冷え性対策 手と太ももで交感神経をゆるめる方法

交感神経をリラックスさせて、指先の温度を上げる方法です。

 

繰り返すことでリラックスの方法を体得し、日常でもその状態を作ることができるようになるといいます。

 

 

心臓の穴が原因で片頭痛

岡山大学病院の赤木禎治先生が提唱されていました。

心臓の穴と片頭痛は全く関係が無いように思いますが、片頭痛の原因として心臓の小さな穴ではないかと考えられている説があります。

 

心房中隔と片頭痛の関係

心臓は心房(しんぼう)という場所があり、右心房(うしんぼう)と左心房(さしんぼう)に分けられます。通常は左右を仕切る壁があるのですが、その間に空いている非常に小さな穴が開いていることがあります。

 

左右の心房を仕切る壁の名前は、心房中隔(しんぼうちゅうかく)。

そこに小さな穴が開いていることがあり、その割合は約5人に1人もいるといいます。

穴があいていると、静脈に含まれる特殊な物質が心臓の穴を通過し、脳に到達してしまい、片頭痛が起こるとされています。

 

 

心房中隔の手術法

手術は、カテーテルを使ってやります。

円盤状の栓を入れて、右心房と左心房の間の穴を塞ぎます。

術後には、頭痛がなくなった患者さんもいます。

 

実際に手術した患者さん

テレビに出演されていた患者さんは、片頭痛を治すために心臓の手術を行ったわけではないと言います。

 

ジョギングに行って調子が悪いと思って早めに引き上げて家に帰っきたら右手の感覚がおかしかった。右半身に麻痺が出ました。

 

あわてて病院へ行って精密検査しました。

見つかったのは、なんと若年性脳梗塞です。

 

血栓と心房中隔欠損

静脈の中に血栓ができても、通常であれば小さな血栓は肺に届いて自然と溶けます。

しかし、心臓の壁に穴があると血栓が穴を通過し、動脈血に混ざり脳梗塞のリスクが高まるといいます。

 

赤木先生の意見は、


若くして脳梗塞を起こされた方に聞いてみると、元々頭痛持ちの方が多かった。

それもかなり激しい頭痛。

その方々が治療を受けると、あれから頭痛がないんですよってこと非常に多い。

ひょっとしたら頭痛と心臓の穴は関係しているのではないかと思い始めた。


とのことです。

 

 

岡山大学病院では心臓の穴を閉じて、頭痛を治療するということがスタートしています。

実際に手術を受けて、治療効果のある方も多いとのこと。

ただ、心臓に穴があっても多くの場合は日常生活に支障をきたしません。

 

心臓の穴を塞ぐ手術

片頭痛の患者が受ける場合、対象は16歳以上70歳未満。

薬で改善せず、心臓の穴が確認された場合に限り受けることができる。

保険適用外なので、費用は約130万円かかる。

 

保険適応外なので、かなり高額の費用がかかりますね。

まずは費用がかからない方法から試してみてはいかがですか?

 

片頭痛と食品添加物の関係など、知っておきたい成分7つまとめ

 

 

まとめ

  • 筋肉が硬直すると、緊張型頭痛の頭痛スイッチとなる。
  • 光や温度、においなど様々な変化が刺激となって、片頭痛の頭痛スイッチとなる。
  • 心臓の穴が原因で、片頭痛になることもある。

 

 

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頭痛
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