クモ膜下出血の初期症状 頭痛以外の4つの特徴的な症状とは?

クモ膜下出血と頭痛 頭痛

クモ膜下出血と頭痛

 

「頭痛の中でも怖い病気って何?」

「突然頭が痛くなる頭痛って、どんな病気の可能性があるの?」

 

など、頭痛と大きな病気の関連が気になる方もいると思います。

今回は、くも膜下出血の初期症状4つと頭痛についてまとめてみました。

 

 

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クモ膜下出血に特徴的な症状

強い頭痛

 

  • 誰かに金属バットで殴られたような激しい痛みが突然起こる。
  • 手足のしびれが出たり、麻痺のようになりうまく動かせなくなる。
  • 物を見るときにぼやけて見えたり、二重に見える。
  • 意識がはっきりせずぼやっとしたり、意識を失ってしまう。
  • 激しい嘔吐や急激な血圧上昇が起こる。

上記の症状がある場合に要注意です。

ポイントは、激しい頭痛+その他の感覚症状です。

 

ある日、生まれてから一度も経験したことのないような激しい頭痛が始まります。

それと同時に、手足のしびれなどの感覚障害や、ものの見え方がぼやけたりする視覚障害などが併発している場合は、クモ膜下出血の可能性があります。

 

一度出血を起こすと、その血は脳全体に広がり、半分近くの人がそのまま命を落としてしまいます。

 

 

原因

脳の膜は3層構造になっており、硬膜、くも膜、軟膜に分れます。

その中でくも膜の部分で出血が起こるのがくも膜下出血です。

原因として多いのは、脳の中で血管がコブのようになって膨らんだ動脈瘤(どうみゃくりゅう)が破裂することがほとんどです。

 

そのほか、頭部外傷による出血が原因のものもあります。

年間5000人に1人くらいの割合で発生し、40代以降の女性が起こりやすい傾向があります。

 

クモ膜下出血のリスクが高い人の特徴としては、

  • 血圧が高い人
  • タバコを吸う人
  • お酒を大量に飲む人
  • 感染症にかかっている人
  • 親や親戚でクモ膜下出血になった人がいる人

などです。

血管に負担をかけることは、クモ膜下出血の危険が高くなります。

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診断

画像診断

 

病院では、CTやMRIの断層写真を撮ることでクモ膜下出血を見つけます。

一度こぶが破裂してから、1日以内に再出血する可能性があります。

もう一度出血をしてしまうと命の危険が増してしまうので、要注意です。

 

 

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治療法

一度破裂したの動脈瘤をそのままにしておくと、間違いなく再出血してしまいます。

それを予防する措置としては、血管の根元をクリップで止めるクリッピングという方法で手術を行います。

 

またカテーテルを使った血管内治療という方法もあります。

足の方から細いカテーテルと呼ばれる線を血管を伝って頭の方に流していき、脳の動脈瘤の部分まで到達させます。そこで、動脈瘤の中にコイルを入れて治療します。いわば、袋の中に何か詰め物を入れて、すき間を埋めてしまうのです。

 

クモ膜下出血は、手術することで再出血を抑えることができます。

しかし後遺症を伴う場合もあり、言語障害や感覚障害が残ってしまう場合があります。

命や生活の質に関わるくも膜下出血なので、一刻も早く病院で治療を受けることが大切です。

 

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まとめ

  • クモ膜下出血の頭痛は、突然始まる激しい痛み+感覚障害の2つが起こる。
  • 高血圧の人は、クモ膜下出血のリスクが上がる。
  • クリッピングなどの手術を行い、早めに対処することが大切。

 

 

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頭痛
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