「頭痛の中でも一番痛いと言われる群発頭痛ってどんな症状?」
群発とは、一定の期間に頻繁に起こるという意味です。
自殺頭痛ともいわれる最強の痛み群発頭痛は、いったいどんな症状なのでしょうか?
まとめてみました。
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群発頭痛の痛みとは?
- 痛みが出る場所は、片方の目の奥の同じ場所。
- だんだんと痛みが強くなっていく。
- 目の奥が刃物でえぐりとられるのではないかというような痛み。
- 痛みが強くて、とても立っていられないような状態。
- 痛みが続く時間は、短い人では15分~3時間。
群発頭痛は、左右どちらかの決まった側の目の奥が痛くなります。
とてもつらい頭痛で、痛みは他の頭痛と比べても別格レベルです。
その痛みは強烈です。出産の時よりも痛いとされる頭痛なので、頭痛発作が起きた時には取り乱してしまい、床に倒れ込んで、自分で自分の頭を床に叩きつけてしまうような自傷行動をする場合もあります。
ちなみに、群発頭痛、片頭痛、緊張型頭痛の痛みのレベルを並べてみると、
群発頭痛 > 片頭痛 > 緊張型頭痛
となります。
群発頭痛は、自殺頭痛とも言われるほど激しい痛みです。
実は、症状がくも膜下出血と類似している面があるので、病院によってはMRI などの脳の検査を行うこともあります。しかし、時期を過ぎてしまえば忘れたように、症状がなくなってしまうのも特徴です。
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群発頭痛の特徴
- 群発頭痛は、男性に多い。
- 原因は、目の後ろ部分の血管の拡張。
- 頭痛以外には、鼻水、鼻づまり、痛みのある方の目に充血や涙。
群発頭痛は男性に多い頭痛です。特に働き盛りの20代~40代に患者数が多いです。
目の奥にある内頸動脈という太い血管が拡張することによって、周りの神経を刺激して激しい痛みが生じます。
そして、この血管の近くには自律神経と関わりのある神経も通っており、こちらにも刺激が伝わります。その結果、鼻水や涙が出たり、目に充血症状が現れることもあります。
群発頭痛の頻度
- 痛みが出る頻度は、3年に1回程度。
- しかし、一度症状が出始めると1ヶ月~2ヶ月間継続して痛みが出る。
群発頭痛は突然発症します。
一度症状が出てしまうと、1〜2ヶ月間継続して症状が続きます。まさに『群発』ですね。
その後、症状は落ち着きますが数年単位でまた再び繰り返す人が多いです。
夜の特定の時間帯に周期的に発作が起こることが多いので、体内時計の乱れと頭痛が関係するのではないかと研究がされています。春や秋など、季節の変わり目に合わせて、頭痛が出る人もいます。
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まとめ
- 群発頭痛は、目の奥がとても痛くなる頭痛。
- 頭痛以外に、鼻水などの症状が出ることもある。
- 一度頭痛が出始めると、1~2か月続けて症状が出る。
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