アレグラが効き始める本当の時間、飲み合わせ、副作用などのまとめ

アレグラ

「アレグラって飲んでから効果が出るまでどのくらいかかるの?」

「アレグラと一緒に飲んではいけない薬はあるの?」

「アレグラのジェネリック医薬品ってあるの?」

など、アレグラという薬に関して色々な疑問があると思います。

今回の記事で、そのような色々な疑問を解消できたらいいなと思います。

なお、個々の病気、症状によって薬の使い方は異なります。

私の記事の内容は、メーカー公表の資料の私独自の解釈にすぎません。

詳しい判断は、あなたのかかりつけの医師や薬剤師に相談してみて下さい。

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アレグラの真の効果は、3日間飲んでから

知っていますか?

薬には、2つのタイプに分けられます。

  • 1つは、最初に飲んだ1回目から効果が出る薬。
  • もう1つは、何回か飲み続けてから効果が期待できる薬。

アレグラは、どちらなのでしょうか?

検証していきます。

計算過程

ここから難しい話をします。

無理に読まなくていいので、結果だけ確認してください。

メーカーのデータとNext Pharmacist.netを参考に考えてみると…

投与製剤 Cmax(ng/mL) AUC 0-72(ng・hr/mL) tmax(hr) t1/2(hr)
アレグラ錠60mg  278±124 1790±631 2.0 16.6±21.1

A:投与間隔が12時間(1日2回の薬 24/2=12で計算)

B:半減期が16.6時間

A/B=0.723

つまり、3以下になるので定常状態が存在します。

16.6×5=83時間

結果

アレグラを1日2回で服用していて、真の効果が発揮されるのは約83時間後です。

83時間=3日と11時間後。

つまり、1回飲んだだけでアレグラが効かない人がいるのは当たり前の話です。

少なくとも3日間しっかりと飲んだ後に、効果の判定をしなければいけないことがわかります。

ただ、人によっては1回飲んですぐに効果が出てくる人もいると思います。

それはそれで良いと思います。

ただ、いつも飲んでいるアレグラが効かないなと思ったら、少なくとも3日間は続けて飲んでみて下さい。

アレグラの種類

  • アレグラドライシロップ5% (1gの中に50mgの有効成分が含まれている。)
  • アレグラ錠30mg
  • アレグラ錠60mg
  • アレグラOD錠60mg

の4種類あります。

ドライシロップというのは、粉のような薬ですが水に溶かして飲むことを前提に作られています。

OD錠というのは、口にいれるとすぐに溶けるように加工しています。錠剤がのめない方でものみやすいです。

年齢別アレグラの飲み方

6か月以上~2歳未満 1回15mg 1日2回 (ドライシロップとして0.3g)
2歳以上~7歳未満 1回30mg 1日2回 (ドライシロップとして0.6g)
12歳以上~ 1回60mg 1日2回 (ドライシロップとして1.2g)
成人 1回60mg 1日2回 (ドライシロップとして1.2g)

年齢によって、飲む量が変わります。体重はあまり考慮しない薬です。

医師の立場からすると、小児に処方する際に体重に合わせて細かく調節をする必要がないので楽です。

さらに、症状によって適宜増減可能と書いてあります。これは医師の判断によって、

症状が軽微な場合は、アレグラ錠60mg 1回1錠 1日1回 夕食後など少なめに処方したり、

逆に、アレグラ錠60mg 1回2錠 1日2回 朝夕食後など多めに処方したりすることがあります。

これを見ると、調節して飲んでいいような気がしてきますが、医師の判断によるものなので、勝手な自己調節は慎みましょう。

アレグラのジェネリック医薬品

フェキソフェナジン塩酸塩錠という名前です。

名前の表記は

フェキソフェナジン塩酸塩錠+[メーカー名]

という形で表記されています。

なかでも、フェキソフェナジン塩酸塩錠「SANIK」に注目です。

「SANIK」とは、日医工サノフィのメーカー名を表すのですが、ここはアレグラの会社の子会社になります。なので、アレグラの有効成分と添加物まで同じ珍しいジェネリック医薬品になります。他のメーカーは、基本的に添加物までは同じではありません。

アレグラの薬効薬理

  • ヒスタミン受容体拮抗作用
  • 炎症性サイトカイン産生抑制作用
  • 好酸球遊走抑制作用
  • ケミカルメディエーター遊離抑制作用

の4つの作用があります。

普通、アレルギー薬のといえば、ヒスタミンのブロック作用が主な効き方となります。

詳しくは以下で説明しています。

ヒスタミンとアレルギーの薬 アレグラ、シングレア、ガスターの違い

どんなときにアレグラは処方されるの?

  • 鼻水やくしゃみなど、鼻の症状があるとき。
  • 皮膚にじんましんができたとき。
  • 体にかゆみがあるとき。
  • 腕に赤みや炎症があるとき。

など、色々な場面で処方されます。

内科、耳鼻科、皮膚科などでもらうことが多いでしょう。

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アレグラと他の薬との飲み合わせ

制酸剤

制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)と一緒に服用すると、アレグラの吸収量が約40%低下したというデータがあります。

具体的な薬品名をあげると、

  • マーロックス懸濁用配合顆粒
  • コランチル配合顆粒
  • タイメック配合内用液

など、他にもたくさんあります。

愛媛大学医学部付属病院の資料を参考にすると…

  • Al:アルミニウム
  • Mg:マグネシウム

の2つの金属が、フェキソフェナジンの吸収低下をもたらすと書いていますね。

なので、上記の金属が入っている薬やサプリメントを一緒に飲むときは、服用時間を2~3時間ずらすことが望ましいです。

しかし、万が一、一緒に飲んでしまってもアレグラの効果が弱くなるだけで、重篤な副作用が起こるわけではありませんので、ご安心を。

エリスロマイシン

エリスロマイシンと一緒に服用すると、アレグラの血漿中濃度を約2倍に上昇させるとの報告があります。

具体的な薬品名をあげると、

  • エリスロシン錠100mg
  • エリスロシンドライシロップW20%
  • エリスロマイシン錠200mg「サワイ」

などです。

血中濃度が約2倍というと、単純にアレグラを倍量飲んだのと同じことになりますが、大丈夫なのでしょうか?

過敏な人は副作用が起こりやすくなるかもしれませんが、普通の方は大丈夫です。

薬の吸収量や個人差があるので、2倍や3倍違うことも珍しくありません。

他のアレルギー薬

アレグラと他のアレルギー薬を一緒に飲むことは、あまりありません。

抗ヒスタミン作用が重複してしまい、効果が強く出てしまうからです。

風邪薬などにも抗ヒスタミン作用をもつものがあります。

例外的に、皮膚科領域では抗アレルギー薬を重ねて処方することもあります。

アレグラの過量投与

外国での過量服用症例があります。

具体的には、アレグラを1800~3600mg服用した人がいるそうです。

アレグラ60mgで換算すると、一度に30錠~60錠服用する計算になります。

その人はどういう症状がでたかというと、めまい、眠気及び口渇などです。

この話を知ってしまうと、アレグラに関しては例え間違って2倍量飲んだとしても大丈夫な気がします。しかし、薬に関する感受性は個人差があるので、過信は禁物です。

アレグラと食事の影響

  • 空腹時にアレグラを飲む
  • 食後にアレグラを飲む

上記を比較したところ、アレグラが体に入る量が約15%低下したという報告があります。

つまり、飲んだ量の85%。60mg錠を飲んだら、51mgしか吸収されないのと同じです。

これも、治療上大きな差にはならないと思うのですが、アレグラの効果が不十分だなと感じる人は、食後以外のタイミングで服用することを医師や薬剤師と相談してもいいかもしれません。

アレグラの副作用

成人の国内外臨床試験において、総症例6,809人中

  • 頭痛310例(4.6%)
  • 眠気158例(2.3%)
  • 嘔気83例(1.2%)

などが報告されています。
小児の使用成績調査において、総症例3,313例中

  • 眠気6例(0.18%)
  • 腹痛2例(0.06%)
  • 胃腸炎2例(0.06%)

などが報告されています。

アレグラで副作用が出やすい時間帯

アレグラ60mg錠の場合は、服用後およそ2時間後が一番血中濃度が高くなります。

つまり、一番体の中で濃度が高まる時間です。

この時間帯は、効果を感じやすいし、また副作用がでる可能性がある時間帯でもあります。

アレグラを服用後、約2時間たって毎回頭痛が起こるようなことがあれば、副作用の可能性がでてきます。

 まとめ

  • アレグラは、3日間しっかり飲んだ後から真の効果が発揮される。
  • フェキソフェナジン塩酸塩錠「SANIK」は、添加物も同じ珍しいジェネリック医薬品。
  • 食後にアレグラを飲むと、体に入る量が15%少なくなる。

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