「緊張型頭痛を和らげる方法を知りたい。」
「筋肉の凝りをケアする方法ってないの?」
など、緊張型頭痛と筋肉の凝りには深いつながりがあり、肉体的なストレスがたまると筋肉が硬くなって緊張型頭痛が発生してしまいます。
筋肉をほぐすことで緊張型頭痛の緩和につながります。
今回は、そのケアの仕方をまとめてみました。
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筋肉のコリをほぐすストレッチ
長時間同じ姿勢や悪い姿勢をとったりすると、筋肉に負担がかかり疲労やコリにつながってしまいます。
作業の合間にストレッチを挟むことで、筋肉はいったん緊張状態から開放されリラックスするので血流の流れを改善することができます。
首のストレッチ
1.背筋を伸ばして椅子に座る。
2.頭の上に右手を置いて、そのまま右側に首を倒す。
3.首の左側のあたりが伸びているのを意識しながら15秒数える。
4.これと同じことを反対側にも行う。
肩のストレッチ
1.肩をすくめるような感じで上に上げる。
2.肩に入った力を抜いてストンと元の位置に戻す。
3.このストレッチを15回くらい行う。
どちらのストレッチも、2時間作業したら一度、ストレッチをするという頻度で行うと良いでしょう。
お風呂の血行改善効果
お風呂に入ると筋肉の緊張が和らぎ血行も促進するため、緊張型頭痛が改善します。
これは浴槽に入ることによって、水圧によって体に圧がかかり、適度なマッサージ効果が得られるのと、温水によって体が温められることが関係しています。
忙しくて時間がない人などはシャワーだけで済ませてしまうということも多いと思います。しかし、毎日は無理だとしても、週のうちから何回かは湯船に浸かって体を温めるという習慣を持つことが大切です。
どうしてもシャワーだけという時には、首の後ろの部分から頭の後頭部の部分にかけて、打たせ湯のようにシャワーをかけると、首から後頭部にかけての筋肉の血流がよくなり効果的です。
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ホットタオルで血行改善
タオルにお湯をかけるか、電子レンジでチンするだけで、すぐにホットタオルが作れます。
このホットタオルを首や肩などに乗せておくだけで、患部が温まって血行が良くなり、筋肉の緊張が和らぎます。
また、目の上に乗せると血流の促進により、眼精疲労の緩和やドライアイ症状の改善などが期待できます。
また、電子レンジですぐに作る方法はこちら。
電子レンジでホットタオルの作り方
- タオルを水に濡らして、程よく絞ります。
- 一度広げて、巻きずしのようにくるくると丸めます
- 500W の電子レンジで、1分程度加熱します。
- タオルを一度広げて適温まで温度を下げます。
電子レンジから出してすぐに使うと、部分的に温度が高くなりすぎている場合があるので、一度広げて冷ましてから使うのがポイントです。
飲み薬で筋肉のコリをほぐす
筋肉を柔らかくする種類の飲み薬を飲むことで、筋肉のコリをほぐすこともできます。
具体的な薬品名を挙げると
- エペリゾン(商品名:ミオナール)
- チザニジン(商品名:テルネリン)
- 葛根湯(かっこんとう)
- 抑肝散(よっかんさん)
などです。
ミオナールやテルネリンは、人によってや眠気の副作用が出てしまう場合もあります。
葛根湯は、風邪のときに使う漢方薬で有名ですが、首や肩のコリについて効果があることが知られています。また体を温める作用があり、血流の改善にもなります。
抑肝散はイライラした気分を抑えるときにも使う漢方薬です。背中の張りがあるときには、こちらの漢方薬を使うことがあります。
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まとめ
- 筋肉の凝りは、緊張型頭痛につながるので日頃のケアが大切。
- シャワーを浴びる時は、後頭部を中心に当てると効果的。
- ホットタオルを乗せておくだけで、血行改善とコリをほぐす効果が期待できる。
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