動脈硬化症状の簡単なチェック方法3つ これがあると要注意!

ガッテン動脈硬化

2015年11月11日の『ためしてガッテン』で、動脈硬化症状の簡単なチェック方法を放送していました。

食後の眠気、高血圧、アキレス腱の厚みが動脈硬化が深い関わりがあるようです。

一見、動脈硬化とはあまり関係はなさそうですが、こんなことで動脈硬化の程度が分かるとは意外ですよね。

早速、見てみましょう。

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頸動脈(首の血管)の動脈硬化

Arteriosclerosis

毎回食後に眠くなる人は、頸動脈(けいどうみゃく)の動脈硬化が進行している可能性があります。

食後に眠くなるメカニズム

食べ物を食べると、消化のために全身の血液は、胃腸に集中します。

そのため、脳への血流量は、減ってしまいます。

しかし、あまりに血液量が減ってしまうと、脳が虚血状態になり、めまいなどの体調不良が起こってしまいます。

そこで、脳への血流量が下がってくると、頸動脈にある頸動脈洞という場所が、血圧を測って心臓を刺激します。そうすることで、血液が体を回る循環スピードが上がって、脳の血液量はもとに戻ります。

もし、頸動脈に動脈硬化があると、どうなるでしょうか?

頸動脈血管の壁にプラークが厚く溜まっていると、心臓を刺激する反応が起こらず、血圧が下がったままの状態になります。そうすると、急激な眠気に襲われることがあります。

自分では気が付かない「時が飛ぶような眠気」「食事中にいつの間にか寝てしまう」というような変な眠気があったら要注意です。

首の動脈硬化を見分ける方法

食前と食後の血圧を測って、比較することで頸動脈洞の機能の低下が分かります。

  1. 食前の血圧を測ります。
  2. 食事をします。
  3. 1時間のんびりと過ごした後、もう一度血圧を測ります。

もし、食前よりも食後の血圧が下がっていたら要注意です。

具体的な数値でいうと、収縮期の血圧が20以上差があると気をつけなければいけません。

血圧の収縮期については、下の記事で書いています。

収縮期と拡張期血圧の違いの説明の記事

ただ、血圧自体が変動をするものです。

1週間ほど続けて食後の血圧を測定し、繰り返し血圧降下がみられる場合は、頸動脈の動脈硬化が進んでいる可能性があります。

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腎動脈(腎臓の血管)の動脈硬化

高血圧の人は、腎動脈の血管の動脈硬化が進んでいる場合があります。

高血圧と動脈硬化

腎臓は、血液の老廃物をろ過してきれいにする体の大切な組織です。

ろ過の作業をするためには、ある程度の血流がなければいけません。

もし、腎動脈が狭くなって詰まっていると、腎臓の血流が少なくなってしまいます。

これでは、正常なろ過の作業をすることが難しくなってしまうため、腎臓に血液を届けるために、血圧を上げるレニンというホルモンを分泌します。

その結果、全身の血圧が上がってしまうのです。

腎動脈の動脈硬化の見分け方

音で見分けることができるようです。

腎動脈が細くなっていると血液が通りにくいため、検査機器をあてるとビュービューと奇妙な音がおなかから聞こえるそうです。

また、血圧を下げる薬を飲んでも血圧が下がらない場合、腎動脈が動脈硬化を起こしている可能性もあります。その理由は、体の中では薬で血圧を下げようとする働きと、腎臓にとっては血圧が低いと困るので、血圧を上げる働きの2つのことが同時に起こります。

その結果、降圧薬を飲んでいるのに効果が不十分となり、思うように血圧が下がらないのです。

原因不明の血圧の上昇などは、腎臓の血管の動脈硬化が原因とわかることもあるようです。

腎臓の専門家のは、『腎臓内科』になるので、気になる方は受診されると良いと思います。

全身の血管の動脈硬化

アキレス腱の厚さが2cm以上ある場合、全身の血管の動脈硬化が進んでいる可能性があります。

アキレス腱と動脈硬化

アキレス腱は組織が傷みやすい所で、血液中のコレステロールが溜まりやすい所です。

そのため、その厚さを測るだけで動脈硬化を見つけることができるのです。

  1. アキレス腱を横から見て盛り上がっている場合
  2. アキレス腱を指でつまんで、厚みが2cm以上ある場合

上記に該当する場合は、注意が必要です。

アキレス腱の厚みと家族性高コレステロール血症

家族性高コレステロール血症は、生まれつき遺伝の影響でコレステロールが下がらない病気で日本では60万人いるといわれています。

この病気を患うと、アキレス腱が太くなってしまいます。

食事療法や、ウォーキングなど、生活習慣を改善してもコレステロール値が下がらないのが特徴です。

家族に若くして冠動脈疾患(かんどうみゃくしっかん)になった人がいたり、LDLコレステロールが180(mg/d)以上ある時は、循環器内科の受診することをオススメします。

動脈硬化の対策

Walking

10分間の早歩きなどの有酸素運動が良いです。

体に少し負荷がかかる運動をすることにより、心臓の心拍数が上がります。

そのことで、全身の血管の柔軟性を高める効果が期待できます。

また、食事や血管に良い生活習慣を取り入れることも大切です。

良かったら、以下の記事などを参考にしてみて下さい。

酢しょうがで血管年齢が-17歳も若返る?

コーヒーのクロロゲン酸で、血管のプラークが減少

動脈硬化の治療

動脈硬化の治療としては、抗血小板薬などを使ったり、外科的手術を行ったりします。

抗血小板薬というのは、血液をさらさらにする薬です。

飲むことで、血液を少しかたまりにくくして、体の中に血栓が出来るのを抑えます。

商品名では、バイアスピリンとかワーファリンとかが有名です。

外科的な手術としては、バイパス処置やステント留置などが行われます。

血管の動脈硬化があまりに進行している場合は、その血管が詰まっても大丈夫なように他の場所から血管を持ってきてつないだりします。

また、血管の一部分だけの狭窄(きょうさく:詰まっている部分)の時は、ステントという器具を血管の中に入れて広げることで、狭くなった部分を強制的に広げて血流を流れを確保します。

まとめ

  • 食後の眠気は、首の血管の動脈硬化と関連していることがある。
  • 高血圧は、腎臓の血管のの動脈硬化と関連していることがある。
  • アキレス腱の厚みは、全身の動脈硬化と関連している場合がある。

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