2016年2月1日に放送された『スッキリの週刊からだニュース』で、便秘解消法の特集をしていました。
その中で、便秘には3つの種類があることと、松本明子さんのスッキリ便秘解消法はポイントがあるようです。
自分で調べたことをプラスして、まとめてみました。
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便秘は、3つのタイプに分けられる。
便秘は、生まれて間もない赤ちゃんから、お年を召したお年寄りまで起こります。
それはどれも同じではなく、大きく3つのタイプに分けられます。
あなたは、どれに当てはまりますか?
便意はあるが、排便することができない。 | → | 弛緩性(しかんせい)便秘 |
便秘と下痢が繰り返し起こる。
コロコロした便をする。 |
→ | 痙攣性(けいれんせい)性便秘
=ストレス性便秘 |
お腹が張るが、便意自体がない。
長い時間をかけないと排便できない。 便秘薬で下痢をしやすい。 |
→ | 直腸性便秘 |
弛緩性(しかんせい)便秘とは?
日本人に一番多い便秘のタイプで、特に高齢の方や女性に多いです。
大腸を動かす筋肉が緩んでしまうことで、腸の蠕動(ぜんどう)運動が上手く行われなくなってしまいます。そうなると、便を押し出す力が弱くなり大便を上手く肛門まで運べなくて、便秘になってしまいます。
高齢の方は、運動量が減ることで筋肉量が落ちてしまうことが原因になります。若い女性が、急激な食事制限などの無理なダイエットしたときも、筋肉量が落ちてしまい便秘になります。
その他、摂取する水分不足なども影響します。水分が不足すると、便が硬くなってしまい押し出す力が通常よりも必要になってしまうからです。
痙攣性(けいれんせい)便秘とは?
ストレス性便秘ともいいます。
自分の周りの環境の変化などがきっかけで、ストレスとなり便秘になります。
男性、女性関係なく、下痢の症状と便秘の症状を繰り返します。
転職して職場が変わる。引っ越しして新しい土地に移る。海外旅行に行った時だけ便秘になるなど、新しいストレスが体に加わった時から症状がでます。
ストレスを感じると交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、自律神経が乱れます。
そうなると、腸が異常に活発に動いて収縮してしまい、けいれん状態になることで便秘になります。
直腸性便秘とは?
直腸とは、肛門の手前にある腸の部分です。
直腸性便秘とは、直腸まで便が来ているのに便意を感じることができない状態です。
そのため、いつまでも便が直腸にとどまることになります。
小さい子供や若い女性に多いです。
便意を感じても排便を我慢することが習慣になっていると、便意がマヒしてしまい便秘になってしまいます。
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松本明子さんのスッキリ便秘解消法
番組にも出演されていた、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生が監修しています。
小林先生は便秘のスペシャリストです。
Amazonで、およそ1,400円で販売されています。
松本明子さんの場合、3歳から頑固な便秘に悩まされていました。
しかも、弛緩性と痙攣性の2種類の便秘が関連していました。
小林先生に教えてもらった方法を実践したら…
10日に1回、7日に1回、…2日に1回、毎日とお通じが来る間隔が短くなり、たった3週間で改善したそうです。
本に書いてある内容は紹介されてなかったですが、ポイントになる部分は紹介されていました。
便秘解消のポイント
・気分次第で30分の散歩をする。適度な運動は腸の運動を活発にします。
・毎朝300mlの水を一気に飲む。腸の刺激となります。
・便意がなくても決まった時間に5分間トイレに行く。排便のリズムをつくるのが大切。
・1日1回は、ヨーグルトやキムチなどの発酵食品を食べる。腸内環境を整えるため。
便秘が解消した松本明子さんは、同時に花粉症、肌荒れ、冷え性、肩こりなども改善したそうです。やっぱり、腸内細菌の影響は大きいんですね。
あと、気をつけたいことは必ずやらなきゃいけないとストレスを溜めないことです。
できなかった…とストレスを感じてしまうと、便秘の解消によくありません。
我慢せずに、出来ない日もあるよねと気楽な感じで取り組みましょう。
まとめ
- 弛緩性便秘は、筋肉が緩んで便秘になる。
- 痙攣性便秘は、筋肉が異常に活動して便秘になる。
- 直腸性便秘は、便が直腸に来ているのに気付けない。
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