酸化マグネシウムがのどにひっつく 飲みやすく改善する3つの方法とは?

酸化マグネシウムのどのひっつき 便秘・腸内環境

酸化マグネシウムのどのひっつき

 

「酸化マグネシウムの錠剤ってすごく溶けやすくて、のどにひっつく。」

「マグミットがすぐ溶けるので、逆に飲みにくい。」

「マグラックスを飲むと、のどにくっついてむせてしまう…。」

など、色々な困ったことがあると思います。

 

マグミットもマグラックスも酸化マグネシウムも、同じ非刺激性の便秘薬で錠剤が溶けやすいんですよね。

今回は、酸化マグネシウム錠を飲みやすく改善する3つの方法についてまとめてみました。

 

 

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酸化マグネシウム錠を飲みやすくする3つの方法

ポイント8

酸化マグネシウム錠を飲みやすくする方法は、3つあります。

  • 粉砕して飲む
  • 多めの水で飲む
  • 水で溶かしてから飲む

 

粉砕して飲む(粉薬に変更する)

酸化マグネシウム錠をそのまま錠剤で飲むのではなく、半分に割って飲んだり、粉々に砕いてから飲むことができます。そうすると錠剤が小さくなるので、のどにくっつく可能性が減って飲みやすくなります。

 

でもこの時、錠剤を割って飲んで大丈夫なのかと思いませんか?

それが大丈夫なのです。

その理由は、元々酸化マグネシウムという薬は粉薬が主流だったんです。ただ、粉薬の味がまずかったり、口の中に残るとちょっと嫌な感じが残ったりするので、粉薬を加工して錠剤の薬が作られるようになりました。

そして錠剤は、腸で溶けるようなコーティングが施されていることもないです。そのため、砕いて飲んでも影響はありません。

 

もし粉砕して毎回飲むようなら、粉薬への変更を検討しましょう。酸化マグネシウムは錠剤だけでなく、昔ながらの粉薬のタイプもいまだにあります。錠剤を毎回粉末にして飲むという人は、お医者さんや薬剤師の方と相談すると、薬の剤型を錠剤から粉薬にを変えてくれると思います。

 

 

多めの水で飲む

これは、単純な方法なのですが、酸化マグネシウムを飲むときは普段よりもちょっと多めの水で服用します。また、一度錠剤を服用した後、再度水だけを飲むなども同じ意味になります。

多めの水で服用することで、錠剤がのどや食道にくっつく確実に胃まで届ける方法です。

ありきたりすぎて、あまり気に留めることもないかもしれませんが、単純なのですぐに実行することができます。

 

【関連記事】便秘薬 酸化マグネシウムの飲み方4つのコツ より効果的に効かせるためには?

 

 

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錠剤を水で溶かしたものを飲む

酸化マグネシウムの錠剤は水を含むと溶けやすいです。その性質を逆手にとって、最初に錠剤を水に溶かして、その液体を飲むという方法です。錠剤がすでに溶けているので、のどにひっつく心配はありません。

 

でも、便秘薬って腸で溶けるのに、最初から水で溶かして飲んで大丈夫なのかと思いませんか?これに関しても、問題はありません。

 

その理由は、酸化マグネシウムは刺激性がなく、胃や小腸から、ほとんど吸収されない物質だからです。体に吸収されないということは、最初から溶かしたものを飲んでも、胃や腸の中で溶けたとしても薬の効き目自体に、大きな差が出ることはありません。大腸に届いた時点から薬の効果が発揮されます。

 

もし仮に、コーラックやプルゼニドなどの大腸刺激性下剤を水で溶かしたものを服用すると、どうなるのでしょうか?

その場合は、刺激性の有効成分センノシドやビサコジルなどが、胃を刺激してしまい胃痛や腹痛の原因になることがあります。そのような飲み方はしてはいけないのです。

メーカーは大腸刺激性下剤の腹痛などの副作用を防ぐために、錠剤をコーティングして胃で溶けずに腸で溶けるという工夫をしました。これによって、腸に到達して初めて錠剤が溶けて、効果が発揮されます。胃で溶けないため、胃を刺激するリスクが減ったのです。薬の性質によって、違うんですね。

 

 

 

まとめ

  • 酸化マグネシウム錠は、砕いて飲んでも良い。
  • 酸化マグネシウムは、水で溶かしたものを飲んでもよい。
  • 一番単純なのは、多めの水で飲むとのどにひっつかない。

 

 

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