[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”woman-impatience-1.png” name=”小柚ちゃん”] 頭痛の回数が多いな…。毎回痛み止めのイブを飲むけど、こんなに薬を飲んでて副作用は大丈夫かな…?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”woman-question-1.png” name=”小柚ちゃん”] あっ、また頭痛が来た。何が原因で頭が痛くなるんだろう?…。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”fb-flat” subtype=”L1″ icon=”woman-I-see-1.png” name=”小柚ちゃん”] 最近、頭痛がひどくなってきた。病院に行こうか悩んでいる…。[/speech_bubble]
上記のことで悩んでいる方はいませんか?
頭痛の悩みや不安は人それぞれですよね。
でも、頭痛に対しての正しい知識がある人は、多くはいません。
あなたにこの記事を読んで頂くことで、
頭痛の原因、症状、治し方、薬の知識を理解する手助けになればと思います。
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片頭痛の原因
簡単な説明
片頭痛の原因は、脳内の血管が広がって、周りの神経を刺激して痛みが出ます。
詳しい説明
脳内にある視床下部という場所が興奮します。
そして脳内の血管が拡張。そのあと血管の周りを囲んでいる三叉神経に触れてしまい、頭痛が起こります。
片頭痛は、頭痛がある人の原因の22%を占めると言われています。
片頭痛の要因
気候や気圧
雨や台風の日など、天候の変化により気圧が変わると頭痛が起きる場合があります。
気圧の変動により血管が一時的に拡張を起こしたり、自律神経の乱れにつながることがあるためと言われています。
女性ホルモンの影響
月経前になると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減ります。
そのことは、脳内のエストロゲン量が減り、同時にセロトニンの量も減ることにつながります。その結果、片頭痛が起きてしまうのです。
生理の時の頭痛の60~70%は、片頭痛だそうです。
片頭痛の症状
初期症状
- こめかみの辺りが、ズキン、ズキンと脈を打つように痛みます。
- 吐き気や気持ち悪さも一緒に出ることがあります。
- 片頭痛が必ずしも片側だけに出るとは限りません。
- 頭痛が起こる前に目の前がキラキラしたものが表れたり、視野の一部が暗く見えたりします。
症状が進むと…
- 視床下部が痛みに過敏になり、アロディニアという症状が出る人がいます。
- その結果、日常生活のわずかな刺激でも痛みとして認識してしまいます。
- 痛みの頻度や回数が増えることがあります。
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片頭痛の治し方
片頭痛の治し方は、主に薬物治療を行います。
使われる治療薬としては、
- カロナール、ロキソニンなどの一般的に使われる痛み止め薬
- イミグラン、マクサルトなどのトリプタン系の片頭痛専用の痛み止め薬
- プリンペラン、ナウゼリンなどの吐き気止め薬
- クリアミン、ジヒデルゴットなどの血管収縮のエルゴタミン製剤
などが使われます。
あとは、頭痛外来などの専門医などでは、ミグシス、インデラルなどの片頭痛の予防薬が使われることもあります。
トリプタン系の薬を飲むタイミング
痛み止めの薬は、痛みが出てから服用するで問題はないと思います。
しかし、トリプタン系製剤は痛みが出てから服用では効果が弱くなってしまいます。
片頭痛の前駆症状(目の前のキラキラ)を感じた時や、痛みの程度が10のうち3程度感じたときに飲むのがベストなタイミングです。
その理由としては、トリプタン系製剤の薬の効き方にあります。
トリプタン系製剤は痛みの元を止めてくれるのではありません。
脳の血管に作用して、血管が広がるのを防ぐ働きをします。
片頭痛の原因が血管が広がるのだから、血管を広げないというのはわかりやすい効き方ですね。
実は、片頭痛の痛みの程度がひどくなっている状態というのは、もう既にかなり脳の血管が広がりきってしまっている状態なのです。
そんな広がりきった血管に、いざトリプタン系の痛み止めで痛みを止めようと思っても、なかなか効果が出にくいのです。
だから、お医者さんや薬剤師さんは
「痛みを感じたら、がまんしないで薬を早めに飲んでください。」
と説明してくれるんですね。
でも、薬の効き方ってわからない人は、
「カロナールやロキソニンじゃないトリプタン系の痛みどめは、きっと強い薬なんだ。
なんか怖いから、飲むのをなるべくやめて、ぎりぎりまで我慢しよう。」
って思う人もいるんです。
だけど、ぎりぎりまで我慢して、いざトリプタン系を飲んでも全然効かないっていう人も中にはいるようです。薬の効き方を考えたら当たり前のことですよね。
なので、トリプタン系の薬は少し早めに飲んで大丈夫ですよ。
吐き気止めはもっと早めに飲む
トリプタン系の薬を飲むよりもっと前に吐き気止めを飲んで置いた方が良いという人もいます。
片頭痛の痛みと吐き気が一緒にある状態では、トリプタン系の痛み止めを服用しても吐き気で出してしまい、うまく吸収できない人がいるからです。
なので、私が思う理想の順番としては、
- 痛みの程度が10段階中の1で、吐き気止めを飲む。
- 痛みの程度が10段階中の3で、トリプタン系痛み止めを飲む。
この方法がいいのかなと思います。
吐き気がないのに吐き気止めを飲んで、体に害はないのかと思う人もいると思います。
しかし、それは大丈夫です。
なぜならば、吐き気止めのナウゼリンやプリンぺランは、胃腸の動きを整える働きで処方されることもある薬です。
なので、吐き気がない状態で吐き気止めを飲んだとしても胃腸の動きが整うだけです。
片頭痛の痛みと吐き気が強くて、痛み止めの薬も飲むことができない状態。
この状態が一番つらいと思うのです。なので、この痛み+吐き気の状態を避けるために、吐き気止めを飲みます。
まとめ
- 片頭痛の原因は、脳の血管が広がって周りの神経を刺激して起こる。
- 初期症状は、ズキズキした痛みが片側に出ることが多い。
- 症状が進むと、わずかな刺激も痛みとして感じることもある。
- 片頭痛専用のトリプタン系の痛み止めは、早めに飲むと効果を実感しやすい。
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