2016年2月3日放送の『あさイチ』で、チョコレートで便秘が改善と、糖尿病でも食べられる低GIチョコレートの紹介をやっていました。
その内容は、カカオ分が70%以上のハイカカオチョコレートを食べると、便通の解消に役立つとのこと。
さらに、糖尿病の方は通常甘いものが制限されていますが、なぜドクターズチョコは大丈夫なのでしょうか?
内容をまとめてみました。
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糖尿病の人でも食べられる低GIチョコレート
番組では、糖尿病の方でも食べられるチョコレートとして、『ドクターズチョコ』というものを紹介していました。
チョコレートを食べた後でも食後の血糖値が上がりにくい『低GIのチョコレート』で、糖尿病の患者さんがこれなら食べられると美味しそうに食べていました。
甘味料に天然由来の『マルチトール』というものを使用しているようです。マルチトールは、小腸であまり分解されず大腸まで届いて、腸内細菌のエネルギーとなり消費されてしまうため、糖が体に吸収されにくいそうです。
ドクターズチョコの販売について
ドクターズチョコは、ミルクとダーク(カカオ)があるようです。
当初Amazonの価格は、1袋30gでおよそ550円前後でした。
しかし、需要と供給のバランスの影響で、価格が高騰しています。
2016年9月現在、1袋30gでおよそ2,000円を超えています。
したがって、Amazonや楽天などで検索して買うと高くなるので、
メーカー直のオンラインサイトで購入することをオススメします。
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こちらだと、5袋セットで2,500円位で購入できます。
明治のおいしいoff
明治でも、甘味料のマルチトールを使用したチョコレートを発売しています。
Amazonの価格は、33g×10袋で、およそ1,400円前後です。
ロッテのZERO
ロッテでも、甘味料のマルチトールを使用したチョコレートを発売しています。
Amazonの価格は、50g×10個で、およそ2,300円前後です。
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チョコレートで便秘が改善
番組では、便秘に悩む女性が8人集まりました。
そして、カカオ分70%以上のハイカカオチョコレートを毎日25g食べます。
チョコレートを食べる前と14日間チョコレートを食べた後で、お通じの回数を比較すると…。
チョコレートを食べる前 | チョコレートを14日間食べた後 | |
お通じの回数 | 週に平均1~2回 | 週に平均5回 |
と、チョコレートを食べた後は明らかにお通じの回数が増加しました。
なぜ、こんなに効果があったんでしょうか?
チョコレートの便通改善効果
チョコレートの便通改善効果は、中に含まれている『カカオプロテイン』によるものと考えられています。
カカオプロテインとは?
カカオプロテインとは、カカオ豆に含まれる消化されにくいタンパク質のことです。
前に酒粕の記事で紹介したレジスタンスプロテインの仲間だと思います。
消化されにくいタンパク質は、腸までそのままの形でとどきます。
そして、大腸で食物繊維のような働きをすることで、便通の改善に役立ちます。
カカオプロテインの消化されにくさ
タンパク質の種類 | 消化されずに残る割合 |
カゼイン(牛乳に含まれる) | 0% |
大豆タンパク質 | 48.8% |
カカオプロテイン | 66.7% |
タンパク質の種類によって、消化しやすいものとしにくいものにずいぶんと差が出るんですね。カカオプロテインは、食べた量の2/3も消化されずに残るので効果が期待できますね。
カカオ分70%以上のチョコレートの種類は?
番組を見ていて一番気になったのですが、具体的にはカカオ分70%以上のハイカカオチョコレートとは、どんなものが売られているのでしょうか?
明治のチョコレート効果
明治から発売されているチョコレート効果というシリーズがあります。
カカオの含有率は、72%、86%、95%の三つ。
Amazonの価格は、1個320円前後です。
森永のカレ・ド・ショコラ
森永製菓から発売されているカレ・ド・ショコラがあります。
カカオの含有率は、70%です。Amazonの価格は、1個360円前後です。
まとめ
- カカオ分70%以上のハイカカオチョコレートは、便秘の解消に効果が期待できる。
- 血糖値を上げにくい低GIチョコレートは、糖尿病の方でも食べられる。
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