2015年12月12日放送の『サタデープラス』で、超悪玉コレステロール撃退法を放送していました。
その中で、玉ねぎを電子レンジでチンした『レンチン玉ねぎ』が効果的とのことです。
玉ねぎは、血液だけでなくコレステロールを下げるのにもいいんですね。
レンチン玉ねぎの作り方など、内容をまとめてみました。
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玉ねぎは、超悪玉コレステロールを減らす
玉ねぎは、超悪玉コレステロールを減らす効果的な食材です。
切って目にしみる成分は、『含硫アミノ酸』という成分です。
血液をさらさらにするといわれています。さらに、活性酸素を減らすというデータも出ています。
なぜ、玉ねぎを切ると目にしみるのか?
それは、玉ねぎが自分の身を守る物質(含硫アミノ酸)を出しているから。
元々玉ねぎの細胞の中に存在する2つの成分が、鳥などの外敵によって食べられ細胞が破壊されると、2つの物質が混ざり合って目にしみる成分が発生します。
玉ねぎが自分を守るために、しみる成分を出していたんですね。
レンチンたまねぎの作り方
- たまねぎを切ります。
- 電子レンジで15秒チンをします。
- 完成です。名づけてレンチンたまねぎです。
玉ねぎの血液さらさら効果を引き出すには、切って30分~1時間放置しておくと、含硫アミノ酸が増えて効果が高まります。
急いでいる場合は電子レンジで15秒温めます。
そうすると、1時間放置したのと同じ効果が出ると言われています。
レンチンたまねぎの適量
1日1個です。サラダや、料理に使って食べましょう。
レンチンたまねぎと相性のいい調味料
お酢です。
レンチン玉ねぎにお酢をかけると、効果がアップします。
お酢が体に入り、分解されると『アデノシン』という成分が出来ます。
この成分には、血管をゆるませる作用があります。
血管ゆるませ効果とサラサラ効果で、血管若返りの最強コンビです。
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玉ねぎの電子レンジでの料理
今回の放送とは関係ないですが、玉ねぎをつかった簡単料理動画があったので載せてみます。
超悪玉コレステロールとは
悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されたものが、超悪玉コレステロールとなる。
悪玉コレステロール + 活性酸素 = 超悪玉コレステロール
悪玉コレステロールそれ自体では、それほどすぐには体に害をおよぼさない。しかし、悪玉コレステロールが酸化された時、超悪玉になって危険。悪玉コレステロールとは、悪玉コレステロールの説明で書いた通り、体にコレステロールを配る働きをするんでしたね。そして、善玉コレステロールによって回収されます。
しかし、超悪玉コレステロールは、血管の壁にへばりついてしまって、善玉コレステロールによって回収されにくい。さらに、これが血管の壁に入り込んで溜まっていくと、プラークと呼ばれる危険なコブになる。
プラークとは
コレステロールが血管の壁にたまる。血管のコブ。
心臓の周りの血管である冠動脈に出来ると非常に心筋梗塞を起こしやすくなる。
超音波検査などで、プラークの有無がわかります。
超悪玉コレステロールを減らす2つのポイント
悪玉コレステロール + 活性酸素 = 超悪玉コレステロール
上の式がなりたっているので、超悪玉を減らすには、左辺の1.悪玉コレステロールか2.活性酸素を減らせば良いわけです。
1.悪玉コレステロールを減らす。
食生活を変える。
食べる速度が速いと、胃袋から脳に満腹感を出すサインが遅れます。その結果、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまう。1日のカロリーの摂取量を減らして、摂りすぎないようにする。摂取カロリーが多いと悪玉コレステロールを大量に作ってしまいます。食事のとき、野菜を一番先に食べることでカロリー摂取を抑制できる。
運動をする。
運動は善玉コレステロールを増やす効果がある。悪玉コレステロールを減らす直接的な効果はない。しかし、運動をすることで善玉コレステロールが増え、間接的に悪玉コレステロールが減ることになる。
2.活性酸素を減らす。
普段から活性酸素が出るようなことをしない。活性酸素を減らす工夫をする。
活性酸素が増える原因
タバコ・過度のアルコール・紫外線・ストレス・食品添加物・排気ガスなど
酸化した油は、超悪玉コレステロールを増やす一因になる。
- 油の使い回し
- 何度も温めなおす
- 古くなったバターやマヨネーズなど
油の酸化に要注意。料理は、健康面でも出来たてに限る。
まとめ
- 超悪玉コレステロールは、玉ねぎを食べることで減らすことができる。
- 超悪玉コレステロールは、溜まるとプラークになり、心筋梗塞のリスクを上げるので危険。
- 悪玉コレステロールは、食生活や運動で減らすことができる。
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