「目がかゆいときは、どの目薬がオススメなの?」
「病院でもらう薬と同じ市販の目薬ってあるの?」
「花粉症の時に使うべき目薬ってどれ?」
など色々な疑問があると思います。
今回は、市販のおすすめの目薬 かゆみが止まるもの3つを比較したいと思います。
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ザジテンAL点眼薬
【第2類医薬品】ザジテンAL点眼薬 10mL
(※セルフメディケーション税制対象商品)
有効成分
- ケトチフェン
おすすめの理由
- 有効成分がケトチフェンの一つだけで余分な成分が入っていない。
- 目がかゆいと思った時、最初に試したい点眼薬。
- 血管収縮剤が入っていないので、目にやさしい。
- 飲み薬と違い、眠気の心配がほぼない。
ザジテンAL点眼薬は、有効成分にケトチフェンが含まれています。
ケトチフェンは、第2世代の抗ヒスタミン薬であり、かゆみなどのヒスタミンによるアレルギー症状を改善します。さらに、ケトチフェンにはケミカルメディエーター遊離抑制作用もあるので、1つの成分で2つの働きをしているとも言えます。
飲み薬のザジテンは、体に一度吸収されてから効果を発揮するため、眠気の副作用が気になりますが、点眼薬のザジテンは目の局所に直接作用するので、眠気の頻度はとても低いと思います。
【関連記事】アレルギー薬の種類7つ 病院でもらう薬の一覧
ロートアルガードクリアブロックEX
【第2類医薬品】ロートアルガードクリアブロックEXa 13mL
(※セルフメディケーション税制対象商品)
有効成分
- クロモグリク酸ナトリウム
- クロルフェニラミンマレイン酸塩
- プラノプロフェン
- コンドロイチン硫酸エステルナトリウム
おすすめの理由
- 4つの有効成分が入っていて、様々な機序で目のかゆみに働きかける。
- 目のかゆみ症状が、ある程度進んだ方におすすめ。
- 血管収縮成分は入っていない。
ロートアルガードクリアブロックEXは、有効成分が4つ入っていて、ケミカルメディエーター遊離抑制作用、抗ヒスタミン作用、抗炎症作用と角膜保護成分を含んでいます。
ザジテンAL点眼液と比較すると、有効成分の数が違うので、こちらの方がより痒みや炎症を抑える効果が期待できると思います。
血管収縮成分も入っていないので、目に負担がかかりにくいです。
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ロートアルガード
有効成分
- グリチルリチン酸二カリウム
- クロルフェニラミンマレイン酸塩
- 塩酸テトラヒドロゾリン
- ビタミンB6
おすすめの理由
- 他の目薬に比べて、価格が安い。
- ハードコンタクトレンズ使用中でも使える点眼薬。
- 血管収縮剤が入っているので、充血症状に有効。
ロートアルガードは、4つの有効成分を含んでいて、ケミカルメディエーター遊離抑制、抗ヒスタミン作用、血管収縮作用で、目のかゆみや充血症状の改善が期待できます。
ハードコンタクトレンズ使用中でも使えると商品に記載があります。これは、防腐剤に塩化ベンザルコニウムを含んでいないためです。ソフトコンタクトレンズを使っている方は、点眼の際にはコンタクトレンズを外すことと記載があります。
血管収縮成分の塩酸テトラヒドロゾリンを含んでいるので、使用するとすみやかに充血症状を改善します。しかし、血管収縮成分を漫然と使用すると、目の血管が太くなり充血症状が改善されなくなってしまいますので、注意が必要です。
まとめ
- 目のかゆみでまず試したいのは、ザジテンAL点眼薬。
- 目のかゆみが辛い方には、ロートアルガードクリアブロックEX。
- ハードコンタクトレンズ使用中や充血が気になる方には、ロートアルガード。
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