2015年11月22日放送『駆け込みドクター』運命を変える健康診断で、咳や喘息、呼吸器に関する特集をやっていました。
そのなかで長引く咳には、はちみつ入りのコーヒーが有効で、症状の緩和が期待できると言っていました。
薬を使わずに、症状が緩和したら嬉しいですよね。
以前、コーヒーでコレステロールが下がると書いていました。
色々な作用があるんですね。今回の内容を早速見てみましょう。
スポンサーリンク
放送内容
イラン ピキアタラ医科大学によると、咳の緩和に「ステロイド治療」「はちみつのみ」と比較して、「はちみつ入りのコーヒー」の組み合わせが有効。長引く咳には、症状の緩和の効果が期待できる。 |
このような内容でした。
この研究の凄いところは、「ステロイド治療」と比較してと書いてある所ですね。
通常、長引く咳の治療には吸入ステロイドで治療することが多いので、ステロイドの使用を減らすことができるのは、非常に意義のあることだと思います。
比較対象に「はちみつのみ」と書いてますが、はちみつ単体でも咳を止める効果は期待できるのでしょうか?
はちみつは咳に有効
咳が出るメカニズムで、のどの粘膜が刺激を受けて、その反射で咳が出てしまうというのがあります。ほこりやウイルスなどが入ってくると、体の外に排除する防衛反応の一つですね。
通常ならば全く問題はないのですが、咳がたくさん出る人は、その防衛メカニズムが過剰になっていることがあります。
はちみつは、のどの粘膜保護作用と殺菌作用をもっています。
のどの粘膜が保護されると刺激に対して、過剰な咳の反射を抑えられます。
さらに、殺菌作用があるので、のどの粘膜についた細菌やウイルスにも効果があります。
スポンサーリンク
コーヒーも咳に有効
コーヒーに含まれるカフェインには、咳を楽にしたり、たんを切れやすくしたりする効果がある。コーヒーの香りにはリラックス効果がある。ストレスによる咳、これにも非常に効果的。 |
有効成分カフェインが、咳やたんを切れやすくする効果があるんですね。ということは、コーヒーがどうしても苦手な方は、緑茶などでも効果は期待できそうですね。
ただ、気をつけなければいけないことは、カフェインを寝る前に摂ってしまうと、寝付きにくくなります。カフェインには、覚醒作用があるので摂取する時間は気を付けたいですね。
そして、ストレスから咳が出てしまう方もいるそうです。ストレスをためない規則正しい生活をするのも大事ですね。
前のコーヒーはコレステロールを下げる?でも書きましたが、コーヒーは1日4杯までです。過剰摂取は禁物ですよ。
まとめ
- 「はちみつ入りのコーヒー」は、ステロイド治療よりも咳の緩和が期待できる。
- はちみつは、のどの粘膜保護作用と殺菌作用をもっている。
- コーヒーに含まれるカフェインには、咳を楽にしたり、たんを切れやすくしたりする効果がある。
スポンサーリンク
コメント
コーヒーにそんな効果が期待できたんですか!
期待して飲んでみます。
わざわざ、コメント頂きありがとうございます。
セキが改善するといいですね(^^)