2015年12月9日放送『ためしてガッテン』で、ノロウイルスに関する特集をやっていました。
その中で、乳製品でノロウイルスの予防が期待できると言っていました。
その他、柿渋を使ったノロウイルスの消毒液の作り方などもありました。
早速見てみましょう。
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乳製品でノロウイルス予防が期待できる
具体的には、低温殺菌牛乳・ナチュラルチーズなど。
その理由としては、乳製品の中には『ラクトフェリン』という特殊なタンパク質が含まれている。腸に入ると、まるでバリアのようにノロウイルスの侵入を防いでくれると考えられています。
ノロウイルス感染率(保育園児91名中)
乳製品を毎日摂取
(ラクトフェリン入り) |
4.3% |
乳製品なし | 15.6% |
なんと、ラクトフェリンが入った乳製品を毎日食べている園児は、乳製品をとらない子に比べて、感染率が4.3%と1/3程度に減っています。毎日食べるのは習慣化してないと難しいですが、是非毎日の習慣に取り入れたいですね。
ラクトフェリンは、サプリメントでも販売されています。
サプリメントなら、無理なく毎日続けられそうです。
どうしても仕事を休めない方や、家族が毎年ノロウイルスにかかる方、仕事上ノロウイルスに感染するリスクが高い方は、予防的に飲んでおくと少し安心ですよね。
柿渋を使ったノロウイルスの消毒液の作り方
ミルトンを使ったノロウイルスの消毒液は、以前書きましたね。
今回は、柿渋を使った消毒液の作り方です。
用意するもの
- 柿渋(無臭のもの)
- 消毒用エタノール
方法は簡単です。無臭の柿渋を消毒用アルコールで、10倍に薄めるだけです。
具体例を出しますと、
柿渋(無臭のもの) 50ml
消毒用エタノール 450ml
で、合計500mlの中に、柿渋が10%含まれる液を作ったら大丈夫です。
柿渋消毒液の使用方法
スプレーに入れて、まな板にかけたり、手にかけたりできます。
でも、口には入れないように注意してください。
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柿渋の効果
柿渋は、ノロウイルスを99.9%以上破壊する。
柿に含まれる『タンニン』という成分が、ウイルスのタンパク質に作用してがっちりと固め、感染できないようにしてしまう。
ノロウイルス同士が固まって、塊になってコンクリート詰めにされている様子が観察できた。
実際の柿渋は、
柿渋ってこんな感じ↓
ホームセンター、塗料店、手芸店などでも販売されています。
独特のにおいがあるので、無臭の柿渋を選ぶように気をつけましょう。
まとめ
- 乳製品に含まれる『ラクトフェリン』には、ノロウイルスの予防効果が期待できる。
- 柿渋に含まれる『タンニン』には、ノロウイルスを99.9%以上破壊する効果がある。
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