日焼け止めのSPFとかPAの英語は、何を意味しているの?

日焼け止めと紫外線

「日焼け止めに書いてあるPAって何の意味?」

「パッケージのSPF30とか意味わかんない。とりあえず数字が大きい物を選んでおこう。」

と、日焼け止めにPAとSPFが書かれていますが、なかなかその意味までしっかり分かる人も多くないと思います。

あなたがこの記事を読むことによって、紫外線のUVA、UVBと日焼け止めのSPF、PAに関する理解の手助けになればと思います。

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紫外線とPA、SPFの関係とは?

紫外線は、地球上に降り注ぐ太陽光線の一種です。

光には波長という単位があって、波長が長い順番にUVA、UVB、UVCと3種類に分類されます。UVCは、オゾン層に吸収され地上まで到達することはありません。

UVA(紫外線A波)とは?

しわ、シミ、たるみの原因になる紫外線です。

UVAは、エネルギーはさほど強くはありませんが、波長が320-400nmと長いためジワジワと肌の奥(真皮)まで浸透します。

真皮には、コラーゲンやエラスチンを作り出し、肌に弾力を与えている繊維芽細胞が点在しています。UVAはこの繊維芽細胞にダメージを与えるため、肌が弾力を失い老化していくのを促進します。

地上に到達する紫外線のおよそ90%は、UVAです。

曇りの日でも、窓ガラス越しでも、UVAは通り抜けてくるので日常的に対策が必要です。

PAとは?

日焼け止めのパッケージに『PA+』などと表記されていますね。

PAはUVAをブロックする効果の強さを、+の数で表しています。

+が多いほど、より強くUVAをブロックしてくれることになります。

Protection Grade of UVA(プロテクショングレードオブUVA) → PA

Aは、UVAのAから来たんですね。

PAは、4段階にグレードが分かれています。

PA+ UVAから守る効果がある。
PA++ UVAから守る効果がかなりある。
PA+++ UVAから守る効果が非常にある。
PA++++ UVAから守る効果が極めて高い。

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UVB(紫外線B波)とは?

日焼け(肌が赤くなる、黒くなる)、シミの原因になる紫外線です。

UVBは波長が290-320nmと短いため、肌の奥(真皮)にまでは届きません。

しかし、エネルギーがとても強く、肌の表面(表皮)にダメージを与えます。その結果、肌のサンバーンやサンタン状態を引き起こします。

サンバーンとは?

皮膚の表面がやけどのように炎症した状態です。

皮膚が真っ赤に腫れ上がり、痛みを伴います。

サンバーンを繰り返すことで、皮膚がんの原因にもなります。

サンタンとは?

紫外線により、肌が黒くなる状態です。

皮膚の細胞が紫外線の障害から守るために、メラノサイト細胞からメラニン色素を作ります。

褐色の肌の色は、メラニン色素の色です。

地上に到達する紫外線のおよそ10%は、UVBです。

UVBは、雲のある日や窓ガラスなど障害物があると、肌への到達する量が減少します。

なので、帽子や日傘などを使用することで、ある程度影響を予防できます。

SPFとは?

日焼け止めのパッケージに『SPF30』などと表記されていますね。

SPFとは、どれだけ長い時間UVBの影響をブロックできるかを表しています。

数字が大きいほど、より強くUVBをブロックしてくれることになります。

Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター) → SPF

SPFは、2~50+(50以上は50+と表現)までの範囲で数値で表されます。

簡単にいうと、SPFが1であれば20分間のUVBブロック効果があります。

SPFの値 予防できる時間(分) 予防できる時間
SPF1 20分 20分
SPF10 200分 3時間20分
SPF20 400分 6時間40分
SPF30 600分 10時間
SPF40 800分 13時間20分
SPF50 1,000分 16時間40分

実際には、汗をかいて日焼け止めが流れてしまうので、表の通りの予防時間は得られないでしょう。

紫外線が強い季節や時間帯は?

紫外線の照射量が最も多くなる季節は、やはり夏で7月や8月にそのピークはやってきます。

でも、実は5月から9月にかけても、注意が必要な量の紫外線が降り注いでいます。

この期間は十分な日焼け止め対策を行った方が良いです。

また、時間帯によっても紫外線の照射量には大きな差があります。

最も多くの紫外線が降り注ぐのは、10時から14時の間です。

この4時間に、1日の紫外線照射量のうち約60%が集中していると言われています。

この時間帯の外出は避けるなどの工夫で、可能な限り紫外線を浴びる量を抑えると良いでしょう。

まとめ

  • UVAは、シミやしわの原因になる紫外線。PAで防ぐ強さが示されている。
  • UVBは、日焼けの原因になる紫外線。SPFで防ぐ強さが示されている。
  • 紫外線が最も多くなる時間帯は、10:00~14:00の間。

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