林修の今でしょ!講座 かぜ検定SP

quiz

2015年12月8日放送『林修の今でしょ!講座』で、かぜに関する特集をやっていました。

かぜ検定SPと題して、名医が作成したかぜ問題に答えることで、かぜに対しての知識を身につけられます。

早速見てみましょう。

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目次

かぜ問題の作成者は

芝大門
いまづクリニック院長
今津嘉宏先生

西洋医学と漢方医学を融合した診療を行う名医です。

そもそも編(かぜの基礎編)

第1問 冬にかぜが流行するのはなぜ?

空気が乾燥していて、ウイルスが飛びやすいから。

かぜの原因は、
90% → ウイルス感染
10% → 細菌感染

ウイルスと細菌(ばい菌)どちらも原因となりうる。

なぜ空気が乾燥すると、ウイルスが飛びやすいのか?

かぜをひいた人の咳やくしゃみのしぶきの中にウイルスがいる。

夏場は、空気中に水滴が多い。かぜのウイルスが入っているしぶきの周りに水がつく。そうすると、水滴の重さでウイルスが落下する。夏は湿度が高いので、空気中のウイルスが少ない。つまり、夏場はかぜをひきづらい。

冬場になると、空気中に水滴が少ない。かぜのウイルスが水滴に当たらず、空気中を漂う。冬は湿度が低いので、空気中のウイルスが多い。つまり、冬場はかぜをひきやすい。

第2問 1回のくしゃみで出る、しぶきの数は?

100万個。

咳だと10万個。かぜの人の近くには、かなりの量のウイルスが漂っている。

第3問 かぜウイルスが体のどこに侵入すると、かぜの症状が出る?

のどの細胞

細胞に入ったかぜウイルスが増殖して、かぜの症状が出る。

のどにはウイルスの侵入を防ぐせん毛が生えている。毛羽立っているほうきのようなもの。

通常、粘液でせん毛が覆われていて、その粘液のネバネバにウイルスがくっつく。ひっかかったウイルスなどが粘液で包まれて、せん毛で外に押し出していく。

粘液でくるまれて、体の外に出たものはとなる。

乾燥すると粘液が蒸発する。そうすると、外から来たウイルスが細胞の中に入り込んでしまう。のどの細胞の中でウイルスが増えてかぜになる。

せん毛は、湿っていないとあまり働かないので注意。

第4問 体重50kgの人の場合、1日に必要な水分量は1.5Lである。○か×か?

計算式がある。
体重(kg)×30=1日に必要な水分量(ml)

第5問 かぜをひくと、大量の鼻水が出る理由は?

体内に侵入してきたウイルスを追い出そうとするため

鼻水が出るとき体の中はどうなっている?

人間には免疫力がある。免疫とは、体内に侵入する異物をやっつけること。
免疫の正体は、血液に含まれる白血球。白血球が体中をパトロールしている。

鼻もパトロールしている。異物を見つけると、やっつけるためにヒスタミンを分泌。ヒスタミンは、血液にのって脳に届く。そうすると、もっと鼻水を出せという指令を出す。

体の中に鼻水用のタンクがあるの?

鼻の中の構造は、洞窟みたいに複雑になっている。

凹凸があるので、ウイルスがあちこちの壁に当たる。

壁の所には血管が走っていて、血管の中には血液が流れている。その血液中の水分がしみ出て鼻水になる。汗が出るような感じ。全体からじゅわっと出てくる。

第6問 鼻が詰まる原因は?

鼻の粘膜がむくんでいるから。

粘膜はスポンジとか食パンみたいな感じ。

食パンをミルクに浸すとふやける。鼻の粘膜も同じようにふやける。

ふやけると、鼻の穴の中の洞窟のような隙間は狭くなる。狭くなると詰まって苦しくなる。

第7問 かぜのウイルスは、耳や目からも感染する。○か×か?

ウイルスのついた指で、目や耳をこすると侵入してしまう。

第8問 かぜをひくと熱が出る理由は?

体の免疫をパワーアップさせるため。免疫を強くするために熱を出す。

なぜ、かぜをひくと熱が出るの?

かぜのウイルスが入ると、のどの細胞の中で増える。その増えたウイルスを白血球が食べる。ウイルスの情報を分析して、サイトカインという物質で脳に伝える。 すると、脳が体温を上げろと体に命令を出す。体温が上がると白血球の働きがパワーアップする。

ウイルスは、40℃以上になると死ぬ。だから、人間にはなるべく体温を上げようとする働きがある。小さな子供お年寄り、持病を持っている方は、体温の上がりすぎに気をつけた方が良い。

人間の体は、熱をどうやって出す?

1.体の皮膚から、熱が抜けるのを防ぐ。

皮膚の下の血管を細くして、血液の流れを少なくする。汗は熱を逃がす働きがあるので、皮膚にある汗を出す汗腺を細くして、汗の量を減らす。

2.筋肉を震わせる。

寒くなった時に、ブルブルと震えるのは自然に体が筋肉を動かして、体温を上げようとしている。自然な防衛機構。

ウイルスを倒した後、熱をどうやって下げるの?

体温を下げるために汗が出始める。汗が出るのは、かぜが治りかけてきた証拠。

第9問 かぜをひくと体がだるくなる理由は?

体の免疫をウイルスとの戦いに集中させるため。

医学的に「だるい」は、倦怠感や疲労感という。だるくなる理由は、ウイルスとの戦いに、エネルギーを使っているから。だるくなったら休まないとダメ。だるさは体が安静を求めるサイン。

第10問 睡眠時間が1日6時間未満だと、かぜをひくリスクが格段に上がる。○か×か?

睡眠とかぜの関係

被験者164人を集めて、かぜのウイルスを投与し1週間観察。

睡眠時間6時間未満の人は、7時間以上の人に比べ約4倍かぜをひいた。

睡眠と免疫力の関係には、レム睡眠とノンレム睡眠が関与

レム睡眠とは、夢を見たりしている状態で完全に休息していない。

ノンレム睡眠とは、脳自体がぐっすり寝ている完全な休息。この時、成長ホルモンが分泌されて、ウイルスとの戦いで疲れた免疫力を修復してくれる。寝ることで、免疫力が上がる。

寝れば寝るほど、免疫力は上がる?

睡眠時間が長すぎてもダメと言われている。長時間寝ても、ノンレム睡眠の時間が延びるわけではない。夢を見ている時間が伸びている。夢を見る時間を長くしても、免疫力は上がらない。

何時間くらい寝れば良い?

7~8時間ぐらいが、一番良い睡眠時間と言われている。

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かぜの「予防法」編

第11問 冬の時期、かぜ予防のために窓をこまめに開けて換気をするのは効果がある○か×か?

×

部屋の中は、湿度と温度を考えないといけない。

部屋を密閉していると湿度は上がる。湿度が40%以上になると、ウイルスは床に落ちる。湿度が40%以下になると、ウイルスが空気中を30分以上漂う。

換気のために、窓を開けると乾燥している空気が入ってきて湿度は下がる。その結果、床に落ちていたウイルスが空中に舞い上がってしまう。そのため、かぜ予防には換気を減らした方がいい。換気した方が良い場合は、かぜの人が室内に入ってきた時やかぜの治りかけの時。

第12問 かぜの予防に効果が期待できる(小型の)加湿器の置き場所は?床の上?棚の上?

棚の上

加湿器の出口から出る湿気の高さが、口の高さよりも低いと足元しか湿気がなくて、口の周りは乾いている可能性がある。

ポイントは3点

1.湿気が鼻と口の高さにくる場所に置く。

2.加湿器のフィルターの掃除をこまめにする。

3.加湿器の中に入れる水は、水道水。

健康に良い水を中に入れる人もいるが、それだと中でバイ菌が繁殖する。

床に落ちたウイルスは、放置しておいていいの?

下に落ちたウイルスは、除菌液をぞうきんに吹きかけてから掃除するのがベスト。

第13問 名医もやっている かぜのウイルスを効果的に撃退するうがいの仕方は?

うがいで大事な3つポイントがある。

1.最初に、口を10秒程度ゆすぐ。

口の中にいるかもしれないウイルスの洗浄。

2.上を向き、うがいをする。

斜め上を向いて、のどに振動を与える。のどの中にあるしわが振動でとれるため。

3.うがいをしながら、のどのしわを伸ばすように頭を左右に傾ける。

のどの両端のかぜウイルスがとれやすい。

時間は10秒くらい。1回の時間が短い方は、3回に分けてやってもいい。

第14問 かぜのウイルスが手の上で生きている期間は?1日?1週間?

1週間

小さなお子さんなどは、すぐ口に手をもっていくので、そういう人は口から感染しやすい。

第15問 名医は手洗いをする時、3つの場所を入念に洗う。爪の間、指の間とあと一つはどこ?

しわの間

1.爪の間は、手の平でこする。

一つ一つ洗うと時間がかかってしまうため。

2.指の間は、ねじり洗い。

3.しわを伸ばしながら洗う。

手の甲は、ワシのような手の形をつくってしわを伸ばす。

手の平は、手の平を広げてしわを伸ばして洗う。

第16問 かぜの予防にもなる朝に食べた方がいいものは?柔らかいもの?固いもの?

固いもの

朝食は固い物を食べる。固いものは、噛まないといけない。よく噛む事で、唾液が分泌。
乾燥したのどに潤いを与え、殺菌効果が期待できる。あえて寒いときは、固いものを噛んで唾液を出した方が良い。例えば、フランスパン、根菜類、漬け物など。

かぜの「治し方」編

第17問 熱を早く下げたい時、体のどこを冷やすのが効果的?

首の周り
脇の下
そけい部(太ももの付け根)
へその上(一番太い血管)

4か所の共通点は、太い血管がある部分。

体温を温めたり、冷やすのは血液に注目する。血液を冷やすと、体は冷える。太い血管を冷やせば、より多くの血液が冷える。その血液が全身に流れることで、素早く体温を下げられる。

おでこを冷やしても、熱は早く下がらないの?

おでこを冷やす理由は、頭蓋骨を冷やし、脳の温度を下げるため。体温を下げる目的ではない。

熱が上がった緊急時には、脳の温度もかなり上がっている。脳は電気仕掛けなので、温度が上がりすぎるとショートする。氷嚢の大きなものか、氷枕の大きなもので冷やした方がいい。

第18問 かぜが治りかけの時 少しでもはやく治すには厚着して大量に汗をかいて寝る方がいい。○か×か?

×

かぜの治りかけは、体力を消耗している。さらに、水分も少なくなっていて脱水状態に近い。温めると汗をかいて、脱水状態が悪くなりフラフラや熱中症状態になるのでダメ。こまめな水分補給がポイント。

水分補給は、スポーツドリンクの方がいいの?

スポーツドリンクは、体に吸収しやすいようになっている。カロリーもしっかりあるので、治りかけのときにいい。

第19問 かぜのひき始めに控えた方がいい食べ物は?①うどん②牛肉③みかん

みかん

体を冷やすから。

みかんには、カリウムが含まれ体温を下げる。かぜのひき始めは控えた方がいい。治りかけには、非常に良い。様々な栄養素を含んでいるので、かぜの予防にはオススメ。かぜのひき始めは注意。

かぜの時、リンゴのすりおろしは食べていい?

リンゴにはクエン酸が含まれていて、エネルギーになったり殺菌作用がある。あまり食べ過ぎると、カリウムが多いので注意が必要。

第20問 消化が早いのは?生たまご?温泉たまご?

温泉たまご

生たまごと温泉たまごとは、消化する時間が全く違う。生たまごは、消化に3時間近くかかる。温泉たまごは、1時間30分~1時間45分くらいで消化してくれる。

温泉たまごの方が生たまごより消化がよい。弱った胃腸でもかぜ予防につながる。

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