便秘薬 酸化マグネシウムのまとめ 市販品、副作用、他の薬との飲み合わせとは? 

酸化マグネシウム1

「病院でマグミットってもらったけど、強い薬なの?」

「市販で買える酸化マグネシウムの薬ってどんなものがあるの?」

「酸化マグネシウムの副作用ってあるの?」

など、色々な疑問があると思います。

今回は、便秘薬で使う酸化マグネシウムの市販品、副作用、他の薬との飲み合わせについて、まとめてみました。

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酸化マグネシウムの便秘薬を簡単にいうと…

  • 継続して使っても「クセ」になりにくい便秘薬。
  • 便をやわらかくすることで、お通じを改善。
  • 副作用として高マグネシウム血症、抗生物質との飲み合わせに注意。

医療用の酸化マグネシウム薬

薬2

薬の名前は、

  • マグミット
  • マグラックス
  • 酸化マグネシウム

などがあります。

薬の規格(入っている量)は、

  • 細粒83%
  • 200mg
  • 250mg
  • 330mg
  • 500mg

などがあります。

市販の酸化マグネシウム薬

【第3類医薬品】酸化マグネシウムE便秘薬 90錠

【第3類医薬品】3Aマグネシア 360錠

【第3類医薬品】錠剤ミルマグLX 240錠

【第3類医薬品】スラーリア便秘内服液 120mL×3

などがあります。

有効成分が、水酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムと書いていますが、基本的には酸化マグネシウムと同じように作用をします。

酸化マグネシウムの効能

腸内で重炭酸塩となり腸内の浸透圧を高めて腸内腔へ水分を引き寄せ、腸内容を軟化させるとともに、腸管内容物が膨張し、腸管に拡張刺激を与え、排便を促す。

マグミット 添付文書より

上記の内容を簡単にいうと、

  • マグネシウムが腸に届くと周りから水分を集めて便を柔らかくする効果がある。
  • 同時に便のかさを増す効果もあり、それが刺激となって腸の運動を活発にする。

です。

ここのポイントは、マグネシウムは周りから水を集める働きがあるという所です。

周りに集める水がないと、せっかく腸に届いても効果が発揮されません。

つまり、酸化マグネシウムを飲むときは、いつも以上に水分摂取を心掛けなければいけないということになります。

便秘と水分摂取については、以下の記事で詳しく書いていますよ。

冷水と白湯の比較 水で便秘を解消するには、どちらが効果があるの?

酸化マグネシウムの用量

緩下剤として使用する場合

酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前または食後の3回に分割経口投与するか、または就寝前に1回投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

マグミット 添付文書より

酸化マグネシウムは、制酸剤、緩下剤、尿酸結石の予防の3つの用途で使われます。

下剤としての効果を期待するのであれば、1日2000mg (83%の細粒なら2.4g)の量が必要となります。でも、適宜増減と書いてあります。

これは、2000mgを必ず飲まなくても、それよりも少ない量で効果がある場合は、それでもいいということです。

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酸化マグネシウムの副作用

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ずっと続けても「クセ」にはなりにくい。

下剤には、大きく分けて2種類あります。

  • 腸を刺激して排便を促すタイプ
  • 便を柔らかくして排便を促すタイプ

酸化マグネシウムは、便を柔らかくするタイプの薬で、ずっと使っていて効果が落ちてしまうとか、薬がないと排便できないなどのクセになることが少ないです。刺激するタイプの薬が、薬がないと排便できない等の飲みすぎに陥りやすいのです。

しかし、中には酸化マグネシウムがないと、排便できないといった人がいます。

この場合は、クセになっているというよりは、日常的にマグネシウムの摂取が不足しているケースがあります。栄養不足が原因なので、食事からマグネシウムを摂取するように心掛けましょう。マグネシウムは、納豆や海藻類などに含まれています。

高マグネシウム血症

マグネシウムの血液中の濃度が高くなってしまう状態です。

具体的な症状は、吐き気、脈が弱くなる、力が入らない、眠気、意識消失などです。

通常の人ならば、酸化マグネシウムの薬を継続していてもきちんと排泄されるため、上記の症状は起こりにくいです。腎臓が悪い方や高齢者の方の中には、マグネシウムが体から出ていきにくい人がいて、注意が必要です。

高カルシウム血症

カルシウムを含む牛乳を大量に飲んだり、カルシウムのサプリメントを併用すると、高カルシウム血症になる恐れがあると言われています。

具体的な症状は、吐き気、喉が渇く、大量の尿が出る、衰弱などです。

牛乳をどのくらい飲んだら危ないのかの目安は、1日1L程度を続けるとリスクが高くなるようです。このことから、通常に生活する範囲であれば気にする必要はないと考えます。

薬との飲み合わせ

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酸化マグネシウムは、他の薬とキレート形成したり、消化管内のpHを変動させるなどして、多くの薬の作用を弱くしてしまうことがあります。

具体的には、

  • テトラサイクリン系抗生物質
  • ニューキノロン系抗生物質
  • セフジニル(商品名:セフゾン)
  • アジスロマイシン(商品名:ジスロマック)
  • フェキソフェナジン(商品名:アレグラ)

など複数あります。

このような薬を一緒に飲む場合は、服用する間隔を2~3時間ずらすことで、影響を少なくすることができます。

例えば、食後にアレグラを飲んだら、その2~3時間あとに酸化マグネシウムを飲むなどです。順序が逆でもかまいません。

  • アレグラ服用 → 2~3時間経過 → 酸化マグネシウム服用
  • 酸化マグネシウム服用 → 2~3時間経過 → アレグラ服用

2~3時間後に飲むとなるとかなり飲み忘れが多くなります。

治療を優先させるものを先に飲むようにしましょう。

特に抗生物質は、飲み忘れたら効果が落ちます。

詳しくは、以下の記事で説明しています。

【関連記事】抗生物質の違い 1日3回と1日1回飲むタイプは、どんな差があるの?

まとめ

  • 酸化マグネシウムは、便に水分を引き寄せる緩下剤。
  • 継続して使ってもクセになりにくい。
  • 副作用の高マグネシウム血症に注意。

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