下剤の飲み過ぎで起こる大腸黒皮症(大腸メラノーシス)の症状とは?

大腸黒皮症1

「私、下剤を飲まないと便が出ない体質なの。」

「ずっと下剤を続けると、どんな病気になるの?」

「下剤を飲めば便は出るから、とりあえず飲んでおけばいいんじゃない?」

など、下剤と便秘について疑問に思うことは多いと思います。

今回は、下剤の飲み過ぎで起こる大腸黒皮症(大腸メラノーシス)についてまとめてみました。

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大腸黒皮症(大腸メラノーシス)って何?

大腸黒皮症2

出典:カラダの健康ノート

大腸の粘膜細胞が死んでしまい、その部分に色素が蓄積して黒くなってしまう病気です。

黒くなっている腸を見るのは、それだけでちょっと衝撃的ですよね。

自分では腸が真っ黒になっているのには、なかなか気付けません。

健康診断や病院での大腸検査などで、ファイバースコープを入れ大腸の表面を見ることで、初めて気づきます。

大腸黒皮症(大腸メラノーシス)の原因

アントラキノン系の下剤1

下剤の種類で、アントラキノン系の下剤を長期間服用することで起こります。

アントラキノン系の下剤は、薬が代謝された後に血流に乗って大腸の粘膜表面にまで到達します。そこで黒い成分が蓄積してしまい、病気になってしまうのです。

アントラキノン系の成分は、多くの市販薬や病院でもらう薬に入っています。具体的には、アロエ、センナ、大黄などの植物由来成分です。生薬や植物だから安心ではなかったのです。

この成分は大腸を刺激する作用があります。1週間以内の短期使用では、全く問題はありません。継続して服用することが問題なのです。

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大腸黒皮症(大腸メラノーシス)症状

薬と便秘1

大腸黒皮症(大腸メラノーシス)になると、具体的に次のような症状が出ます。

  • 大腸の運動や活動が低下する。
  • 便意がない。
  • 下剤を使わないと便が出せない。

大腸の神経細胞が減少するので、腸の神経伝達のネットワークが極端に悪いです。そのため、正常な大腸の蠕動運動が起こらなくなり、重い便秘症状が出ます。

さらに、この便秘の症状を改善するために、アントラキノン系の下剤の服用量を増やしてしまうケースがあります。そうするとさらに大腸黒皮症が悪化します。

便が出ない。

アントラキノン系の下剤を飲んで、便が出る。

また、便が出ない。

アントラキノン系の下剤を増やすと、便が出る。

…、以下繰り返しで、便秘が悪化し大腸黒皮症のサイクルへ…。

この負のサイクルを、避けなければなりません。

大腸黒皮症(大腸メラノーシス)治し方

大腸黒皮症(大腸メラノーシス)を治すのには、以下のことが大切です。

  • アントラキノン系の下剤を使用を減らす。
  • 他の種類の下剤の服用に切り替える。

本当は、大腸黒皮症の人はアントラキノン系の下剤をすぐにやめたいところではあります。

しかし、突然やめてしまうと薬の刺激で排便できていたものが、刺激がなくなり排便自体がストップしてしまいます。これは体にとても良くないです。

なので、食事や生活習慣の改善により、アントラキノン系の下剤の使用量を減らしていき、最終的には使わなくすることが目標です。

また、下剤にはアントラキノン系の下剤ではない種類もありますので、他の下剤に切り替えるのも一つの手です。

まとめ

  • アントラキノン系の下剤の服用を続けると、粘膜細胞が死んで大腸黒皮症になる。
  • 大腸黒皮症は、腸のネットワークが壊れていて重い便秘症状が出る。
  • 大腸黒皮症の治し方はアントラキノン系の下剤の量を減らしていくこと。

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